定年後のカードローン利用
定年後でも、カードローンは利用できるのでしょうか。ここでは定年後のカードローン利用について解説します。
定年後にカードローンを利用するハードル
定年後にカードローンを利用する場合に、2つのハードルがあります。ひとつは「年齢制限をクリアできるか?」と「年金収入のみでも申し込み条件をクリアできるか?」です。
年齢制限をクリアできるか?
下記に記載したようにカードローンの場合は、年齢制限があります。定年が60歳の方であれば、一部のネット銀行のカードローンであれば64歳、65歳まで、消費者金融系のカードローンであれば69歳までは利用することが可能です。しかし、4月2日から開始された「改正高年齢者雇用安定法」による定年が65歳の場合は、定年後に利用できるのは消費者金融系のカードローンのみで69歳までの利用になってしまうのです。カードローンの年齢制限
- 楽天銀行スーパーローン 満20歳 ~ 満62歳
※パート・アルバイト・専業主婦の方は60歳まで - 新生銀行カードローンレイク 満20歳 ~ 満70歳
- 住信SBIネット銀行カードローン 満20歳 ~ 満60歳
- オリックス銀行カードローン 満20歳 ~ 満65歳
- イオン銀行カードローン 満20歳 ~ 満64歳
- みずほ銀行カードローン 満20歳 ~ 満65歳
- 三菱UFJ銀行カードローン 満20歳 ~ 満64歳
- じぶん銀行カードローン 満20歳 ~ 満69歳
- SMBCモビットカードローン 20歳以上69歳以下
- アコムカードローン 満20歳 ~ 満69歳
- プロミスカードローン 満20歳 ~ 満69歳
- アイフルカードローン 満20歳 ~ 満69歳
- オリックスVIPローン 満20歳 ~ 満69歳
- セゾンカードローン 満20歳 ~ 満65歳
- ノーローンカードローン 満20歳 ~ 満69歳
年金収入のみでも申し込み条件をクリアできるか?
一般的にカードローンの申し込み条件には「安定収入がある方」という但し書きがあります。この安定収入に年金が入るか、どうかは金融機関によって異なるのです。
以前確認したところ
- オリックスVIPローン:年金受給のみ可
- 新生銀行カードローンレイク:年金受給のみ可
- 楽天銀行、住信SBIネット銀行、SMBCモビット、アコム、アイフル、プロミス:年金受給のみでは申し込み不可
となっています。
つまり、64、65歳までであれば、オリックスVIPローン、新生銀行カードローンレイク、みずほ銀行カードローンなどは年金受給のみでも利用ができ、69歳までであればコム、アイフル、プロミスは利用できるが年金受給以外の安定収入が必要ということになります。
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