返済方式と約定返済額

返済方式と約定返済額

現在、各社とも「リボルビング方式」による返済方式が主流だ。これは、一定の利用限度額の範囲内で自由に反復借入ができ、別途定められる最少返済額以上を返済する方式である。ATMによる入出金が主流になったことから、借入・返済のたびに契約を交わす必要もなく、そのシステムにマッチした返済方式といえる。

さて、その最少返済額の設定の仕方には、各社、若干の違いがある。

この「最少返済額」の内訳は「利息+元金」で構成されており、「約定返済額」と称される場合も多い。あくまでも「最少額」であり、これ以上の金額を返済することも当然可能だ。現在、各社とも取引後の明細書に「次回の最少返済額」を公示してくれるため、返済方式をそう気に留める必要はないのかもしれないが、覚えておいて損はない。

返済金充当順位

「最少返済額」は「利息+元金」で構成されている。当然、その内訳のなかでも優劣は付けられ、なかでも「元金」は絶対最後に充当される。これはカードローンだけでなく、ローン全般において共通の考え方だ。最初に充当されるのは「利息」となるが、これは通常利用に限ったときのことだ。たとえば「3日間延滞」してしまった場合、その「遅延損害金」が最初に充当される場合もある。また、口座振込などによるキャッシングの場合、その振込手数料分が次回の返済時に、一番最初に充当される会社もある。結局「元金」は、利息をはじめ諸々の手数料をさっ引いた残金が充当される。

消費者金融にしてみれば、元金をできるだけ減らしたくないが、利息は返してもらいたい。という事業構造のため、仕方がない仕組みと言えるだろう。

35日サイクルの盲点

とくに「35日サイクル」の返済方式の場合、「返済日」というのはその「締切日」のことを意味している。つまりその間に返済すればいいので、たとえそれがギリギリでも問題ない。しかし、だからといって頑なに「35日ごと」の返済を常習化すると、それはそれで良くない利用者と判断されてしまうこともまた事実なのである。

利用中の消費者金融に目を付けられやすい要注意人物パターン

1.毎回返済日ギリギリの日にちに返済する
  たまには、前倒しで返済するべき

2.最少返済額しか返済しない
  たまには、多めに返済するべき

3.返済を行ったあと、すぐに利用可能分を借入する
  たまには、すぐにATMの前から離るべき

いずれも、会社からすれば「理想の上客」(I優良顧客とは違う)ではある。「元金は極力減らさず、そして利息は期日以内にキッチリと返済してくれている」からだ。少しでも上客と考えてもらったほうが枠の拡大などの恩恵にあずかれる可能性も増えるだろう。


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