ATM利用ならキャッシュカードよりもカードローンの方がお得!?
「節約するためにカードローンを利用した方がいいよ。」なんて言われても、何を言っているんだろうと思ってしまいそうですが
実は、コンビニなどのATMを利用してキャッシュカードでお金を引き出すことを考えるのであれば、カードローンでATMで借りてすぐに返済した方がコンビニATM手数料が節約できるという事実があるのです。これは、一体どういう仕組みになっているのでしょうか?
銀行のコンビニATM手数料
みずほ銀行の場合、キャッシュカードによる引き出し時のコンビニATM手数料
月曜日~金曜日
AM 0:00 ~ AM 8:45、PM 18:00 ~ PM 24:00 = 200円(税別)
AM 8:45 ~ PM 18:00 = 100円(税別)
土曜日、日曜日、祝日(振替休日)
終日 = 200円(税別)
となっています。
つまり、週2回火曜日と土曜日にコンビニでキャッシュカードを使って引き出したら
200円(税別) × 4回 + 100円(税別) × 4回 = 1200円
毎月1200円のコンビニATM手数料が発生してしまうのです。
最近では、ネット銀行を中心に月○回まではコンビニATM手数料が無料というサービスも登場してきているのですが、いちばん利便性の高いメガバンクは依然として上記とほぼ同等のコンビニATM手数料が発生してしまうのです。
カードローンでお金を借りて、次の日に返済した場合の利息とコンビニATM手数料
まず、カードローンを利用した場合のコンビニATM手数料というのは2種類にわかれます。
- 銀行カードローン
→ コンビニATM手数料が無料のところが多い - 消費者金融カードローン
→ コンビニATM手数料が有料 (1万円以下:100円(税別)、1万円超:200円(税別))
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の場合
- 提携コンビニATM手数料 終日 = 0円
なのです。利用できるコンビニも、セブンイレブン、ローソン、イーネット提携店(サンクス、ファミリーマートなど)と主要なところでは網羅されています。
コンビニATM手数料が0円でも、1日借りれば利息が発生します。では、この利息というのはいくらなのでしょうか?
三菱UFJ銀行カードローンの上限金利14.6%※金利(年1.8%~14.6%)の上限金利で利息計算の場合、1万円を借りたとすると
10,000円 × 年率14.6% ÷ 365日 = 4円
と、たったの4円の利息しか発生しないのです。もし、土曜日にキャッシュカードで1万円を引き出したら、200円(税別)の手数料が発生します。比較すれば一目瞭然ですがカードローンは50分の1の手数料負担で済むのです。
まとめ
仮に「日曜日に急にお金が必要になってしまった。」というときに銀行のキャッシュカードで引き出してしまうと、コンビニATM利用で200円(税別)の出費になってしまい、銀行ATMを使ったとしても100円(税別)のコストは発生してしまうのです。
この場合、カードローンを持っていれば、日曜日の夜にコンビニATMで1万円の借入をしても、月曜日になってから1万4円返済すれば、コストは4円だけで済むのです。
たった、196円の差ですが、これが毎週あるとすれば、1ヶ月で784円、1年間で9,408円、10年間で94,800円と約10万円もの差になってしまうのです。
カードローンは限度額が設定されていても、利用しなければ年会費も無料のサービスなので、上記のような使い方だけでも、実はお得に利用することができるのです。
世間的なイメージではカードローンにはマイナスイメージがあるかもしれませんが、利用の仕方次第でメガバンクのキャッシュカードよりも、お得になるのです。コンビニATMでキャッシュカードからお金を引き出すことが多い方にはおすすめの方法と言えます。
コメントを残す