カードローンとは?はじめてでもわかるカードローンの仕組み

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急な出費や給料日までの生活費が厳しいときは、銀行や消費者金融、クレジットカードのキャッシングなど、お金を借りる方法は色々あります。

はじめてお金を借りるときは、どんな種類のローンが自分に合っているのか、審査に合格できるのかなど、不安なことがたくさん出てきますよね。

急な出費に対応するにはカードローンがおすすめですが、どのような仕組みのローンなのか、ほかの種類のローンとどのような違いがあるのか知っておくことが大切です。

今回は、

  • カードローンとはどのようなサービスなのか
  • カードローンでお金を借りる流れ
  • 借り入れや返済の仕組み
  • どのような種類のカードローンがあるのか
  • ほかのローンとの違い

などについて解説します。

まずはカードローンの全体像をしっかりと把握して、あなたに合った方法で安心してお金を借りられるようにしましょう。

目次

カードローンとは?

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カードローンとは、担保なし保証人なしでお金を借りることができる、使い道自由の個人向け融資のことです。審査で決められた限度額の範囲内で、好きなときにお金を借りられるのが特徴です。

取引をするためのカード(ローンカード)が発行され、そのカードをキャッシュカードのように使ってATMでお金を借りたり返済できることから「カードローン」と呼ばれています。

カードローンの利用イメージ

カードローンの審査に通過すると限度額が決まります。

仮に限度額が30万円と決まったら、借り入れ残高が30万円に達するまでローンカードで自由に現金を引き出すことができます。

たとえば、今月は給料日までの生活費として3万円を借りて、翌月は結婚式に呼ばれているのでそのために3万円借りるといった形です。

この場合は、限度額30万円に対して約6万円借りていますので、残り24万円の範囲内で他の使い道があれば、いつでも追加でお金を借りることができます。

カードローンはこんな利用目的に最適!

一般的にカードローンがどのような目的で使われているかについて、ジャパンネット銀行が大規模なアンケートを行っています。

この調査によると、カードローン利用目的のベスト3は以下の用途でした。

  1. 娯楽・交際費:48.3%
  2. 生活費:42.2%
  3. 車関連費:18.2%

出典:ジャパンネット銀行「カードローン利用に関する実態・意識調査」

娯楽費とは、趣味のための費用や買い物のための費用、旅行の資金などです。交際費とは、親冠婚葬祭に呼ばれたり、急に飲み会や旅行に誘われたときの費用です。

次に多いのは生活費ですが、これは次回の給料日までに不足している生活費を補うというものです。食費や家賃、携帯電話やインターネットの支払いのために一時的にカードローンでお金を借りて、次の給料日に借りたお金を返済するという使い方をしている人は多いです。

このようなときに、申し込みをして数日以内にお金を借りることができる、カードローンのスピード融資はとても役に立ちます。

車関連費用は、車検や車が故障したときの修理費用などです。急に高額の支払いが発生した場合に、カードローンで一時的に対処することができます。

このように、カードローンは日常生活で必要な支出のために幅広く使うことができます。

カードローンのメリット7つ

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「お金を借りる方法としてカードローンを選ぶことには、どのようなメリットがあるのでしょうか?」

主なメリットについて、以下の7つに分けて詳しく解説します。

  1. 限度額の範囲内で繰り返し使える
  2. 使いみち(資金使途)が自由
  3. 担保、保証人不要
  4. 審査が素早い
  5. 土日でも申し込み可能
  6. 必要書類が少ない
  7. 最低返済額が少ない

1.限度額の範囲で繰り返し使える

カードローンは、借り入れの審査でひとりひとりに限度額が設定されるのが特徴です。その限度額を上限として、必要なときに必要なだけカードを使って融資を引き出します。

申し込みをしたときとは別の目的でお金を借りたくなったときも、再審査を受けることなく追加で借りられるというメリットがあります。

カードローン以外のローン商品は、借りる目的と金額を最初に決めて審査を受けます。契約したら、借りる全額を一度に全額受け取る仕組みになっています。

お金を借りると、借りた分だけ利息が発生しますし、借り入れ金額が増えすぎると返済も大変になります。

ローンの利用はできるだけ最小限におさえておくべきですので、必要なときに必要なだけ借りられるという使いやすさは大きなメリットになります。

2.使いみちが自由

カードローンの特徴として、借りるお金の使い道が自由ということがあります。

カードローンの公式サイトにアクセスして商品概要を確認すると、使い道は「事業性資金以外なら自由」となっていることがほとんどです。

事業性資金とは、事業で必要な備品の購入や従業員の給料などの運転資金のことです。それ以外の個人的な支出なら何に使っても大丈夫です。

給料日までの生活費が足りないときや急に冠婚葬祭に呼ばれたとき、趣味や旅行のためのお金や子供の学費など、オールマイティに使えます。

申し込みのときに主な利用目的をひとつ申告しますが、それ以外の複数の目的に使うこともできます。資金使途を証明する書類や領収証のようなものを提出する必要もありません。

広い範囲に使える自由度の高さがメリットです。

3.担保・保証人が不要

カードローンは担保、保証人を設定する必要がありません。申し込み者の収入に対する信用をもとにお金を借りますので、勤務先から毎月安定した収入があれば利用可能です。

収入に応じた限度額が決まりますので、年収が高くないと審査に合格できないということはありません。年収100万円以上あれば問題ありませんので、雇用形態がアルバイトやパートでも審査に合格できます。

年収が低かったり、勤続年数が短い状況では、借り入れ金額が高額になることが多い目的別ローンよりも、カードローンの方が合格しやすいと言えます。

ただし、担保も保証人も設定しないことから、住宅ローンなどのように高額な借り入れはできません。

カードローンの限度額は、最初は10〜50万円程度となることが多く、返済期間は5年程度、長くても最大10年が想定されています。

高額を長期的に借りるより、少額を短期間で返済するのに向いています。

4.審査が速い

カードローンはお金を借りるローン商品の中で、最も審査結果が素早く出る商品です。

特に審査スピードが速いのは、大手消費者金融のカードローンです。

インターネットから申し込みをして最短30分で審査結果が出ますので、申し込みをしたその当日にお金を借りる即日融資も利用可能です。

5.土日でも申し込み可能

カードローンの申し込みは、土日祝日も含めてインターネットから好きなときにできます。

審査をしてくれる曜日や時間帯はカードローンの会社によって違いますが、大手消費費金融なら土日も審査をしてくれます。

自動契約機がある消費者金融なら、土日祝日でもローンカードを当日発行可能です。大手消費者金融のカードローンなら、週明けまでにどうしてもお金が必要という状況にも対応可能です。

6.必要書類が少ない

カードローンは審査で提出する書類も少ないのが特徴です。

必要書類は最大でも以下の2点までとなります。

  • 身分証明書(運転免許証など)
  • 収入証明書(源泉徴収票なと)

身分証明書は常に手元に携帯するものですし、収入証明書もすぐに準備できますので、書類の準備に時間がかかるということはありません。

さらに、お金を借りる金額が50万円未満など小さいときは収入証明書が不要になることもあります。

7.最低返済額が少ない

カードローンは毎月の最低返済額が低く抑えられており、自分のペースで返済できるというメリットもあります。

返済日は必ず毎月1回ありますが、カードローンの会社によっては最低返済額が月1,000円からとなっていることもあります。

手持ちの資金に余裕がないときは最低返済額のみを支払い、余裕があるときにまとめて返すという調整ができます。

カードローンは、限度額の範囲内で好きなときに借りることができ、返済もマイペースでできるため「素早く・気軽に」お金を借りられるローンです。

カードローンの3つのデメリット・注意点

自由度の高い融資を気軽に利用できるカードローンですが、もちろんデメリットもあります。お金を借りる目的やそのときの状況や目的に応じて自分に合ったローンを探すことが大切です。

カードローンの注意点としては以下の点があります。

  • 金利が高い
  • 返済期間が長期化しやすい
  • 他人からどう思われるか気になる

1.金利が高い

カードローンの最大のデメリットは、他のローンと比べて金利が高くなる場合が多いということです。

一般的なローンの金利相場を比較すると、以下のようなイメージとなります。

  • 消費者金融のカードローン:年18%
  • 銀行カードローン:年12~15%
  • マイカーローン:年2~7%
  • 住宅ローン:年1~1.5%

特に消費者金融の場合は、法律の上限ギリギリの年18%となるため、まとまった金額を長期的に借りると利息が高くつきます。

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借りる金額が大きいときは低金利の銀行カードローンを利用するか、可能なら目的別ローンを利用するのがおすすめです。

2.返済期間が長期化しやすい

ローンカードは好きなときに自由にお金を借りることができますので、つい追加で借り入れをしてしまい、返済期間が長期化しやすいというデメリットもあります。

限度額の範囲内ならATMから自由にお金を引き出せるため、本人がしっかり管理しないと、キャッシュカードで預金を引き出しているのと同じような感覚に陥ってしまいます。

借り入れのハードルが低いのは、お金に困っているときはメリットになりますが、不要な借り入れをしないように、計画的に利用することが大切になります。

3.他人からどう思われるか気になる

世間では「カードローン=借金」という認識が一般的なため、カードローンを利用していることを知られると、人間関係に影響が出ることもあるかもしれません。

現金を借りるという意味ではクレジットカードのキャッシングも全く同じですが、カードローンはよくないイメージを持つ人が多いという現実があります。

カードローンの運営会社はこのことをよく理解していますので、他人に知られずに利用できるように工夫しています。

たとえば、利用明細が自宅に届かないようにしたり、銀行振込でお金を借りてカードを持たないようにしたりすることができます。

特に、消費者金融のカードローンは他人に知られないように配慮が徹底されていますので、家族や職場でバレたくない人でも利用しやすくなっています。

カードローンの申し込みと審査の流れを解説!

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カードローンでお金を借りるにはどういう手順を踏むことになるのか、仕組みや手続きの流れについて詳しく説明します。

カードローン審査の流れ

一般的なカードローンに申し込みをして、お金を借りるまでの審査の流れは以下のようになります。

  1. インターネットなどから申し込み
  2. 申し込み情報をもとに仮審査
  3. 申し込み内容の確認電話
  4. 在籍確認
  5. 必要書類の提出
  6. 契約手続き

1.申し込み

カードローンの申し込み方法はインターネット申し込みが主流です。

カードローンの公式ホームページにアクセスして、商品詳細を確認し、問題なければ申し込みフォームに必要事項を入力して送信します。

インターネット申し込みをした後は、電話やメールでやり取りをしますので、自宅でお金を借りる手続きが完了します。

インターネット申し込み以外の方法として、

  • フリーダイヤル
  • 店舗の自動契約機
  • FAX
  • 郵送

での申し込みがあります。最近は申し込み手続きをサポートしてくれる、スマホアプリが利用できるカードローンもあります。

2.仮審査

インターネットから申し込みを完了すると、入力した情報をもとに仮審査か行われます。

仮審査はコンピューターにより自動的に行われますので、結果が素早く出るのか特徴です。

3.申し込み内容の確認電話

ほとんどのカードローンでは、仮審査を通過した後に審査担当者から申し込み内容の確認電話が入ります。

申し込み者の本人確認や、申し込みフォームに入力した内容が間違いないかの確認が行われます。

借り入れの目的や他社のローンの返済についてなど、簡単なヒアリングが行われることもあります。

4.在籍確認

続いて、勤務先の会社で本当に働いているのか確認する在籍確認が行われます。

在籍確認は、審査担当者が勤務先に電話をかけますが、非通知の個人名で電話しますので、カードローンの契約とわからないようにしてくれます。

在籍確認が取れれば、安定収入があると認めてもらえますので、あとは提出書類に不備がなければ審査通過となります。

5.必要書類の提出

最後に必要書類を提出し、問題なく受理されれば審査通過となります。

必要書類はスマホなどのカメラで撮影して、画像データを送信して提出しますので、その日のうちに確認してもらえます。

コピーをとって郵送するという手間はかかりません。

6.審査結果連絡と契約手続き

審査に通過したらメールや電話で連絡が来ます。

その後、インターネット上で契約手続きをすれば申し込みの手続きは完了です。

ここまで進めるのに必要な時間は、大手消費者金融なら30分〜3時間程度、銀行カードローンなら2〜3日程度です。

カードローンの審査が速い理由

カードローンは、他のローン商品と比べて審査が素早いのがメリットです。

消費者金融なら当日に現金を借りるところまで進むこともありますので、急な出費ですぐにお金を借りたいという状況に対応できます。

カードローンの審査に時間がかからない理由は、主な審査項目が収入の確認と信用情報のチェックなど、時間がかからない内容ばかりだからです。

返済能力のチェックは、コンピューターを使ったスコアリング方式で行われます。あとは勤務先の在籍確認がとれれば融資というシンプルな流れとなっています。

カードローンはこうやってお金を借りる!

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無事に審査に通過できれば、いよいよお金を借りることができるようになります。カードローンではどのような方法でお金を借りるのか解説します。

一般的なカードローンでは以下の方法が使えますので、そのときの状況に応じて適した方法とります。

  • ATMでお金を借りる
  • 銀行口座に振込してもらう

ATMでお金を借りる

カードローンはその名のとおり、カードを使ってATMで気軽に借り入れできるのが特徴です。

大手のカードローンならコンビニATMと提携していることがほとんどです。土日や深夜でも1,000円単位で必要なお金を借りることができます。

急な飲み会に誘われたり、お買い物や旅行中にお金が必要になったときに、すぐに借りることができます。

アプリをカードの代わりとして、ATMを利用できる消費者金融もあります。アプリでの利用に対応するカードローンは今後増えていくと思われます。

銀行振込で借りる

ほとんどのカードローンでは、銀行振込でお金を借りることも可能です。

インターネットの会員ページで振込用の口座を登録しておいて、必要なときに振込申請をすると銀行口座に入金されるという流れです。

たとえば、家賃や電話料金などの引き落とし資金のためにお金を借りるなら、引き落とし口座あてにカードローンの会社から振込融資を受けると便利です。

振込融資を利用すれば、自宅から出ずにお金を借りることができます。

カードローンの返済の仕組みを解説!

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カードローンは審査や借り入れだけでなく、借りたお金の返済もしやすいようになっています。

カードローンの返済ルールや、返済に遅れるとどうなるのかについて解説します。

カードローンの返済方法は好みで選べる

借りたお金は、カードローンの会社が定めた方法で返済していきます。通常、複数の返済方法が用意されていますので、その中から気に入った方法を選べるようになっています。

主に以下のような返済方法があります。

  • ATM返済
  • 口座振替
  • 銀行振込
  • インターネット返済
  • 窓口返済

ATM返済

銀行やコンビニのATMに現金を入金して、返済することができます。

銀行の預金口座に預け入れするのと同じような操作で、簡単に返済できます。

口座振替

大手のカードローンでは口座振替(自動引き落とし)で返済することもできます。

引き落としならば、残高不足にならないようにしておけば返済し忘れるという心配がありません。

銀行振込

カードローンの会社の返済用口座に銀行振込をして返済することもできます。

ローンカードを発行せず振込専用でお金を借りるときに向いている返済方法です。

インターネット返済

大手のカードローンでは、提携金融機関の預金口座からインターネット経由で返済できる場合があります。

pay-easy(ペイジー)という仕組みを使いますので、土日や夜でもすぐに自宅で返済できるというメリットがあります。

窓口返済

必要があれば窓口に現金を持参して返済することも可能です。

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このようにカードローンには豊富な返済方法が用意されていますので、返済忘れの心配なく便利に安心して利用できます。

カードローンの返済には3つの種類がある

カードローンはいつでも好きなときに借りられるというメリットがありますが、返済についてはいつでもよいというわけではありません。

返済についてはルールが決められており、ルールに従って毎月一定額以上を支払っていく必要があります。

カードローンの返済は以下の3種類に分けられます。

  • 約定返済
  • 随時返済(任意返済)
  • 一括返済

約定返済

最も重要なのは、毎月1回欠かさず行う「約定返済」です。

月に1回返済日が設けられ、契約で決められた最低返済額以上の支払いをすることになっています。

カードローンの利息は日割りで1日ごとに計算されており、約定返済日に支払ったお金は、まず1ヶ月分の利息に充当され、残りが元金の返済に充当されます。

そうすると、借り入れ残高が減少しますので、借り入れ可能な限度額が復活し、再度お金を借りることができるようになります。

お金を借りると限度額の枠が減少し、返済すれば枠がもとに戻りますので、お金を借りる必要がなくなるまで、自由に借り入れと返済を繰り返すことができます。

随時返済

毎月の返済に加えて、いつでも好きなときにATMや振込などで追加返済ができます。

利息の支払いは約定返済で行いますので、随時返済で支払ったお金はほとんど元金の返済に充当されます。

元金が減ると完済までにかかる期間が短くなり、支払い総額を減らすことができます。積極的に随時返済するのが上手に利用するコツです。

一括返済

カードローンで借りている残高を一括返済することもできます。

カードローンの利息は日割で計算されていますので、一括返済すればその日までで利息の請求を止めることができます。

毎月の最低返済額は会社によって違う

カードローンの月々の返済には、最低返済額が決められています。

約定返済の期日までに、契約で決められた最低返済額以上を払うことでその月の返済が完了します。

この最低返済額は利用するカードローンの会社によって違います。同じ会社でも、そのとき借りている残高が大きくなるほど最低返済額も高くなります。

カードローン名最少の返済額10万円借りたときの返済額
プロミス1,000円~4,000円
アイフル4,000円~4,000円
三菱UFJ銀行バンクイック2,000円~2,000円
じぶん銀行カードローン2,000円~2,000円
このように、カードローンの最低返済額はとても低くおさえられています。無計画に借りすぎるということがなければ、自分のペースで無理なく返済できるようになっています。

カードローンの返済に遅れるとどうなる?

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「約定返済の期日まで支払いができなかった場合はどうなるのでしょうか?」

1日や2日の返済遅れで利用停止になることはありませんが、長期間延滞したり、遅延の頻度が高いと以下のようなペナルティを受ける場合があります。

  • 督促の連絡がくる
  • 遅延損害金が発生する
  • 限度額を減らされる場合がある
  • 滞納が2ヶ月を超えると信用情報に記録される

督促(催促)の連絡

約定返済の期日を過ぎても支払いをしていなければ、返済期日の翌日から起算した日数分返済を遅延した扱いとなります。

カードローンの会社から返済が確認できなかったことが通知され、できるだけ早く支払いをするようにという督促の連絡が入ります

督促の連絡方法はまずメールやSMS(携帯電話のメッセージ機能)で通知されることが多く、遅延日数が長くなるとハガキなどの郵送物が届いたり電話が入るようになります。

遅延損害金が発生する

返済が遅延すると、遅延した日数分の遅延損害金が発生します。遅延損害金の利率は通常金利より高い利率で計算されます。

大手カードローンの遅延損害金の利率は、以下のようになっています。

カードローン名通常金利遅延損害金
プロミス年17.8%年20.0%
アイフル年18.0%年20.0%
三井住友銀行カードローン年14.5%年19.94%
ソニー銀行カードローン年13.8%年14.6%

本来低金利の銀行カードローンでも、銀行によっては、非常に高い遅延損害金利率が設定されていることがあります。

限度額を減らされる場合がある

返済を遅延した日数が長かったり、頻繁に遅延するとカードローンの会社から信頼を失ってしまい、限度額を減らされる可能性があります。

たとえば、初回の審査で30万円の限度額が与えられたのに、返済遅延を繰り返した結果限度額を10万円に下げられるといった形です。

滞納が2ヶ月を超えると信用情報に記録される

滞納が2ヶ月を超えると信用情報に記録されてしまいます。

信用情報とは、信用情報機関という場所に記録されるローン商品の利用履歴のことです。つまり、あまりにも長期間滞納するとブラックになってしまうということです。

たとえば、毎月末日がカードローンの返済期日の場合を考えてみます。

1月31日の返済で滞納したとしても、2月中に支払いできれば大きなペナルティを受けることはありません。しかし、2ヶ月を超える滞納、つまり4月に入ってもまだ1月分の支払いをしていなければ、ブラックになってしまいます。

そうすると、以後最大5年間にわたってローンやクレジットカードの審査に通過できなくなります。

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カードローンの滞納で自宅に厳しい取り立てが来ることはありませんが、将来のローン審査に影響しますので、遅れずに返済することが大切です。

カードローンとその他のローンの違い

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お金を借りる主な目的が明確に決まっているなら、目的別ローンの方が適していることもあります。カードローンとその他のローンの違いを確認しておきましょう。

カードローンクレジットカードのキャッシング目的別ローン
商品の例消費者金融、銀行カードローン各種クレジットカードのキャッシング枠マイカーローン、住宅ローン、教育ローン、ブライダルローンなど
使い道自由自由特定の目的のみ
担保・保証人不要不要商品による
金利高い高い低い
返済期間短い短い長い

各種目的別ローンとカードローンの違い

マイカーローンや教育ローンなど、目的別ローンは、特定の目的にしか使えないのに対して、カードローンは複数の目的に使えるという違いがあります。

たとえば、マイカーローンは自動車の購入費用にしか使えず、車検代やパーツの購入費用には使えません。また、教育ローンで学生生活の食費や交際費を払うことはできません。

カードローンは限度額の範囲内なら自由に使えますので、ひとつの契約で色々な用途に使えるのがメリットです。

また、一般的に目的別ローンよりカードローンの方が審査難易度が低いため、目的別ローンの審査で落ちたときに、カードローンで代用するという利用方法も可能です。

しかし、金利を比較すると、目的別ローンよりカードローンの方が高くなりますのでその点には注意が必要です。

住宅ローンとの違い

住宅ローンも目的別ローンの一種ですが、借り入れ金額が非常に大きいのが特徴です。

カードローンで1,000万円を超えるような高額な借り入れはできませんので、住宅ローンの代わりとして利用するのは不可能です。

住宅ローンは買う家を担保にしますので、購入する物件の価値を判定したり、物件に関する書類を準備したりなど審査に1ヶ月程度かかることもあります。

また、住宅ローンには「取り扱い手数料」などの名目で初期費用がかかります。

カードローンは担保を設定しないため必要書類も少なく、数日以内に審査結果が出ることもあります。もちろんカードローンの契約に初期費用は必要ありません。

借りるお金の使い道が明確に決まっている場合や、借り入れ金額が高額なら目的別ローンが適していますが、複数の目的に使う場合や、生活費の補助として使うならカードローンが向いています。

クレジットカードのキャッシングとの違い

クレジットカードのキャッシングとカードローンはとてもよく似ています。

いずれも担保なし保証人なしの個人向け融資で、限度額の範囲内で現金を引き出し、使い道も自由という基本的な性質が共通しています。

また、クレジットカードのキャッシングには消費者金融と同じ貸金業法が適用されます。つまり、総量規制や金利の上限など、法令上は消費者金融のカードローンと同じ扱いです。

違いとしては、細かい点になりますが借り入れの最低単位があります。

クレジットカードのキャッシングはほとんどの場合1万円単位での借り入れになりますが、カードローンは1,000円単位で利用可能です。

また、クレジットカードのキャッシングは、国際ブランドが対応していれば海外で現地通貨を引き出しできるという特徴がありますが、カードローンは国内で日本円のみの取り扱いという違いもあります。

もうひとつ、返済方法の違いもあります。

クレジットカードのキャッシングは基本的に翌月に一括返済となります。キャッシングがリボ払いになるサービスもありますが、利用者がリボ払いに申し込まない限り適用されないのが一般的です。

一方、カードローンはリボルビング返済専用の商品で、毎月の返済額は月々数千円からとなります。

どんな種類のカードローンがある?

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カードローンを提供している金融機関は、大きく消費者金融と銀行の2つに分けることができます。

銀行の中でさらに細かく分けると、

  • 大手都市銀行
  • ネット銀行
  • 地方銀行

の3種類があります。全体的な傾向を表にまとめると、以下のようになります。

消費者金融大手都市銀行ネット銀行地方銀行
代表的な会社アコム、プロミス、アイフルなど三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行ジャパンネット銀行、じぶん銀行、ソニー銀行など全国各地の地方銀行
金利高い低い低い低い
総量規制対象対象外対象外対象外
即日融資可能不可不可不可

それぞれの特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。

消費者金融のカードローン

消費者金融とは、銀行や信用金庫ではない一般企業のうち、主に個人の消費者を相手として資金の融資を行っている会社のことです。

法律の上では貸金業者と呼ばれており、貸金業法という法律のもとで運営しています。

消費者金融は審査が素早い

消費者金融のカードローンは、審査に必要な時間が短いのが特徴です。

インターネットで消費者金融の公式サイトにアクセスすると、「最短30分審査」「即日お借り入れ可能」などの文字を見かけることがあるはずです。

手続きに不備がなければ、申し込みをした当日にお金を借りられることもあるスピード感が特徴です。

土日融資も可能

大手消費者金融は日本全国に店舗窓口があり、無人契約機で土日や夜にお金を借りることもできます。

銀行カードローンは土日も審査を行っていることは少なく、基本的にカード発行は後日郵送で届けられる形になります

ごみ申し込みをしてお金を借りるには、消費者金融を利用する必要があります

無利息サービス

消費者金融には、初回契約時に無利息期間がつく場合があります。

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期間は、初回契約日または初回借り入れから30日間のことが多いため、1ヶ月以内に返済できるなら消費者金融のカードローンがお得になります

消費者金融の金利は高め

消費者金融の金利は高めで、年18.0%が相場です。

これは、銀行カードローンの金利相場と比較して約3%ほど高い数字です。

消費者金融は総量規制の対象

消費者金融のカードローンは総量規制の対象となりますので、複数の会社からお金を借りるときは注意が必要です。

総量規制とは、年収の1/3までが借り入れ金額の上限になるという法律による決まりのことです。

銀行カードローン

銀行カードローンは、大手メガバンクや地域の地方銀行などが運営している個人向け無担保融資のことです。

商品内容や融資条件は消費者金融とよく似ていますが、銀行法という法律が適用されますので、総量規制対象外であったり、専業主婦でも利用できる場合があるなど、消費者金融とは違った性質を持っています。

銀行カードローンにも複数のタイプがある

銀行カードローンは、さらに以下の3種類に細か分けることができます。

  • 大手都市銀行
  • ネット銀行
  • 地方銀行
大手都市銀行

大手都市銀行とは、全国展開のメガバンクのことです。

メガバンクには支店窓口が全国にあるので、銀行カードローンの中では手続きの利便性が高いのが特徴です。

ネット銀行

ジャパンネット銀行や楽天銀行のようなネット銀行もカードローンを提供しています。

インターネットから申し込みしやすく、銀行振込でお金を借りることもできます。

地方銀行

さらに、各都道府県に2~3行ずつある地方銀行にもカードローンがあります。

基本的な仕組みは大手銀行のカードローンと同じですが、金利や審査基準は銀行により様々ですので、中には大手銀行より低金利が低い銀行もあります。

銀行カードローンは低金利

金利は年14.5%程度になっていることが多く、消費者金融よりも低金利でお金を借りることができます。

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金利が低ければ請求される利息も安くなりますので、まとまった金額を長期的に借りる用途に向いています。

コンビニATM手数料が無料になる場合も

銀行カードローンのメリットとして、コンビニに設置されたATMの手数料が無料になる場合が、多いということがあります。

一見すると細かい点のように見えますが、まとまった金額を借りるときはとても大きな差になります。

消費者金融のカードローンでは、借り入れと返済のときに1回について108~216円の手数料がかかります。カードローンの返済は毎月1回必ず行いますので、返済期間が長くなると積もり積もって大きな金額になってしまいます。

コンビニATMが無料になると、必要なときに必要なだけ気軽に借り入れと返済ができますので、利便性が大幅にアップします。

パートやアルバイトでも利用可能

銀行の融資というと審査が厳しいのではないかと考える人もいますが、カードローンの融資条件はそこまで厳しくありません。

年収は高くなくても、安定収入があればお金を借りることができますので、アルバイトやパート、自営業でも銀行カードローンでお金を借りることができます。

銀行カードローンは総量規制対象外

銀行カードローンは総量規制対象外のため、年収の1/3以上の融資を受けることもできます。

総量規制とは貸金業法の決まりですが、銀行カードローンは銀行法という法律によって運営されているからです。

銀行カードローンは借り換え・おまとめにも利用できる

銀行カードローンは借り換え、おまとめローンとして利用しやすいという特徴があります。

おまとめローンとは、複数から借りている借金を一社にまとめて返済しやすくするというものです。

銀行カードローンは年15%以下の商品が多く、消費者金融やクレジットカードより低金利です。

たとえば、仮に消費者金融2社から20万円ずつ借りている場合、銀行カードローンで40万円借りて消費者金融を返済すれば、金利が下がり、返済日は月に1回だけになり返済しやすくなります。

専業主婦でも利用できる場合あり

銀行カードローンは、配偶者貸付という仕組みにより、パート収入がない専業主婦でもお金を借りられる場合があります。

銀行カードローンの審査は保証会社が行っている

銀行カードローンでは、保証会社として大手消費者金融やクレジットカード会社などが審査を行っていることが多いです。

即日融資はできず、お金を借りるまでの日数は申し込みから1週間前後です。

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急いで借りたいときは即日融資も可能な消費者金融が適しており、大きめの金額を低金利で借りたいときは銀行カードローンがおすすめです。

まとめ

カードローンとは、銀行や消費者金融などが提供している、担保なし保証人なしの個人向け融資のことです。

主なメリットとして以下のような特徴があります。

  • 限度額の範囲内で自由に入出金できる
  • 使い道が自由
  • 審査に必要な日数が短く、必要書類が少ない
  • パート、アルバイトでも合格しやすい

デメリットとして、以下のような点に気を付ける必要があります。

  • 金利は比較的高い
  • 借り入れ可能な金額は小さい

カードローンのよいところは、気軽にお金を借りられて、使い道や入出金の自由度が高いところにあります。手持ちの資金が少しだけ足りないときや、急にお金が必要になったときなど、一時的な資金不足に対応する用途に向いています。

一方で、子供の教育費や結婚式費用、マイカーの購入など、特定の使い道が明確に決まっているなら目的別ローンの方がより低金利で借りられます。

まずは何のためにお金を借りるのかを明確にして、カードローンを利用すべきか、その他のローンを利用すべきか検討しましょう。


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