消費者金融利用者アンケート結果。36.5%は生活維持のため

消費者金融利用者アンケート結果。36.5%は生活維持のため

2012/9/12 サーチナニュース

 NTTデータ経営研究所は、消費者金融の利用者と利用経験者1,500人を対象に「消費者金融の利用状況等に関するアンケート調査」を実施し、その結果を8月16日に発表した。

 同社は調査結果をもとに、消費者金融利用者を借り入れのスタイルによって、5つのタイプに分類し、その割合を示した。

 最も多いタイプは、収入が減ったことで、生活を維持するために数社から比較的多額の借り入れをしている「生活維持借入タイプ」で、36.5%を占めた。次いで多かったのが、他の借入金を返すために、5社以上からかなり高額の借り入れている「多重借入タイプ」の21.8%だった。

借入スタイルによる消費者金融の利用者・利用経験者の5つのタイプ

生活維持借入タイプ54736.50%
一時借入タイプ29619.70%
趣味・娯楽タイプ23715.80%
多重借入タイプ32721.80%
小額借入タイプ936.20%
合計1,500人100%

 以下、ショッピングやレジャーのために、1社から比較的多額の金額を一時的に借り入れている「一時借入タイプ(19.7%)」、自身の趣味や遊興費のために、複数の借り入れ先から比較的多額の金額を借り入れている「趣味・娯楽タイプ(15.8%)」、おこづかいの補てんのために1社から少額の借り入れがある「小額借入タイプ(6.2%)」などと続いた。

 さらに、調査ではそれぞれのタイプごとに「消費者金融会社から借り入れできなかったとき、他に借り入れが可能だと思われるのはどこか」と複数回答方式で質問を行った。

 調査結果のデータをもとに、全体に占める割合を計算したところ、最も多かったのが「家族や親族」の58.6%だった。このほかでは「銀行等」の20.0%、「友人・知人」の17.8%、セーフティネット貸付の13.0%があった。また、19.6%の人が「ヤミ金融等非正規業者」、16.9%の人が「クレジットカードショッピング枠現金化業者」など、違法性のある非正規業者を挙げており、いざという場合には選択肢として検討している様子がうかがえる。

借入が可能だと思われる借入先(複数回答)

 そこで、消費者金融から借り入れできなくなったときに、違法性のある非正規業者へ実際に申し込むのかを聞いた。すると、「ヤミ金融等非正規業者」を挙げた人のうち、実際に申し込むと答えたのは3.4%にとどまった。しかし、「クレジットカードショッピング枠現金化業者」と答えた人のうち、11.2%の人は実際に申し込むと答えた。

 ヤミ金での借り入れは、思いとどまる人がほとんどだが、クレジットカードのショッピング枠現金化は、使い慣れているクレジットカードを使うためか、ハードルは低いと考える人もいるようだ。いずれも違法性に加えて、法外な金利が必要になることもあるので、十分注意したい。

カードローン比較ラボ編集部コメント

 消費者会社から借入ができなかったときに「銀行」に借りるが2割と、意外な結果。イメージでは、銀行の次に消費者金融という形かと思われたが、サービスだけで見ると、消費者金融の方がいいということだろう。また、意外なのがカードローンなどでの借入を検討している方は一時借入タイプと趣味・娯楽タイプが多いのかと思いきや、ダントツで生活維持費とのこと。


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