消費者金融のキャッシング、2年ぶりの回復傾向

消費者金融のキャッシング、2年ぶりの回復傾向

 2010年の貸金業法の改正と完全施工によって、総量規制やグレーゾーン金利の撤廃、過払い請求などが行われてから、消費者金融の貸出残高は2年以上減少が続いていた。

 しかし、日本貸金業協会のデータによると、2012年11月の消費者向け無担保貸出(カードローンやキャッシング)は、前年同月対比で9.8%増加した。これは、2010年の9月以来の数字になり、事実上総量規制にかからないカードローンの普及や、キャッシングに力を入れる金融機関が増えたため、サービスの多様化が行われ、徐々にキャッシングやカードローンの利用が増えていると思われる。

 政権交代による景気回復の上昇感も、後押しをしているのではないだろうか。また別業界からの新規参入などにより業界は活発化しているが、サービスレベルは、既存の大手消費者金融に比べてかなり質が低いという声も多い。利用者側の目線では、より競争が激化し、サービスレベルの向上が行われればいいだろう。

 なんと、アメリカでの話ではあるが、google的なビックデータ分析と、既存の信用評価点を組み合わせることで、返済不能に陥る割合が業界平均の46%まで引き下げられたというから驚きの結果といえよう。

 これは利用者にとっても大きなメリットがあり、返済不能になる割合が下がるということは、審査のハードルも下がるということであり、現状消費者金融大手で申込から融資にいたった割合は4割程度という審査通過率がこの審査ロジックが適応されれば大幅に伸びることが想定される。実際に、債務不履行の率が半減しただけでなく、承認率が従来の査定方法に比べ倍増。“これによって、銀行のカードローンなどを借りれない人でも、かなりの人が毎月のお金のやりくりをできるようになる”とのことだ。

 外資系資本のネット銀行も多く、日本に来るまでに、そう時間はかからないのではないだろうか。


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