大手消費者金融と中小消費者金融ではどちらの方が審査が通りやすいのか?
大手企業の消費者金融カードローンと、中小企業の消費者金融カードローンでは、どちらの方が審査は通りやすいのでしょうか?
ジャパンネット銀行のアンケートでは、カードローンを利用する際に重視するポイントとして「安心感」という回答が34.8%を占めます。それほど、カードローン利用者は、消費者金融カードローンに対して安心感を求めているのです。
そのため、必然的に大手企業の消費者金融カードローンと中小企業の消費者金融カードローンでは、CMを展開している大手企業を優先するのが当たり前であり、大手企業のカードローン審査にまったく通らなかった方が仕方なく中小企業の消費者金融を頼るという構図であることは間違えありません。
じゃあ、申込者の全体の属性が悪い中小企業の消費者金融カードローンの方が審査は通りやすいのでは?
と思うかもしれませんが、実際にはそうではありません。
もちろん、中小企業の消費者金融の方が申込者全体の属性が平均的に悪い形になり、悪い中で貸付をする人を選ばなければならないため、ここだけを見れば大手企業よりも審査に通りやすい可能性もあります。
しかし、グレーゾーン金利が撤廃されて、中小企業の消費者金融も、審査を厳格にしなければすぐに赤字という状況に直面していのも事実なのです。
逆に大手の消費者金融は、すでに数百万人という契約者がいるため、多少新規で契約した方だけでみて赤字になっても、全体で見れば収支がプラスになっていれば良いという考え方もあるのです。
また、上場していれば投資家に対して「成長」「売上増」をアピールしなければならないため、無理にでも契約者数を増やさなければいけないという状況もありうるのです。
結論
大手企業であっても、中小企業であっても、消費者金融カードローンの審査の難易度はそうは変わらないと考えましょう。上限金利が同じである以上、大きな差は出てこないのです。
しかし、大手の消費者金融はどの消費者金融も同じような審査基準になっている可能性が高いのですが、中小の消費者金融の場合は審査基準が会社によってかなり違いがあるようです。
そのため、消費者金融カードローンを検討しているのであれば
- 最低3社は大手の消費者金融カードローンを申し込んでみる
- すべての大手消費者金融で審査通過ができなかった場合、中小の消費者金融カードローンを申し込んでみる
という優先順位で申し込むことが賢い方法と言えるでしょう。
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