カードローンの審査通過率が高い月は?
カードローンの審査通過率が高い月はいつなのでしょうか。ここでは、2013年度の大手消費者金融カードローンの審査通過率の月別推移から分析してみました。
カードローン審査通過率の月別推移2012年データ
年月 | アコム | プロミス |
---|---|---|
1月 | 46.3% | 36.1% |
2月 | 44.8% | 37.0% |
3月 | 45.3% | 37.6% |
4月 | 45.9% | 38.3% |
5月 | 47.1% | 39.3% |
6月 | 47.5% | 39.7% |
7月 | 45.8% | 37.8% |
8月 | 47.0% | 40.7% |
9月 | 47.0% | 40.5% |
10月 | 47.4% | 42.0% |
11月 | 47.8% | 42.3% |
12月 | 47.4% | 41.8% |
アコムの場合
1年を平均して変動幅は3.0%です。アコムの場合は、月によった変動というのはあまり多くないことがわかります。ただし、申込数が増加する2月、3月、4月は審査通過率が落ち込んでいるのがわかります。また、ここには書いていませんが2013年の1月、2月、3月も審査通過率が低い状態が続いているため、申込数が増加する時期は審査が通りにくいことがわかります。
プロミスの場合
プロミスの場合は、CM展開で「プロミスは新しくなりました。」と社名変更が実施されたのが2012年7月。これを契機に審査の通過率も、30%台から40%台になっています。審査の通過率は、会社の方針によっても大きく変わってくると言えるでしょう。ただし、2013年も4月~8月の上期は審査通過率が30%台に戻っているので、上期よりも下期(9月~3月)の方が審査通過率が高いのです。
考察
同じ大手消費者金融でも、アコムは2月~4月が低い状態、プロミスは4月~7月が低い状態と会社によっても、カードローンの審査通過率というのが変わってくることがわかります。また、社名変更やプロモーションの実施タイミングやキャンペーン時、決算期などでも、細かく審査の通過率というのは変動するのです。
審査基準はほぼ変わらないという声もありますが、実際データで見てみると申込のタイミングによって同じ人でも「審査に通った」「通らなかった」というのが変わってくる可能性があるのです。一度審査が通らなかった場合でも、半年後に再度チャレンジしてみることは無駄ではないのだと考えられます。
ただし、変動幅は、アコムで3.0%、プロミスで5.7%でしかないため、審査で落ちたときに時期を待って申込むことを重視するよりは、着実な返済を続けて信用情報を上げてから、再度申し込む方が確実性が高いと思われます。審査の通りやすい時期というのは参考程度に考えておきましょう。
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